Webライター、初心者からの日誌

ブログ歴10年超。2017年夏からWebライター。好奇心旺盛な30代。2015年冬、宮崎から京都へ移住。ライティングや趣味のことなど、あれこれ書いてます。

ライターと名乗ればライター。自分のペースで、改善しながら続ける

290/365/3577 (March 28, 2018) - Squirrels On Early Spring Day in Ann Arbor at the University of Michigan (March 28th, 2018)

ちょっと怒っている、さよりです。

 

私はリアルでもネットでも、滅多に怒りません。だから今回は異常事態です。

 

昨日から今日にかけて、「こういう人ってライターじゃない」みたいなツイートがライター界隈のTwitterに流れています。

 

怒っているし、早速本題にうつります。プンスカ!

 

・ ・ ・

  

※ツイートそのものをアップすると、ライターの誰かが自信をなくすかもしれない…と思ったので、ここでは載せません。

 

ざっくり書くと、内容は次のような感じ。

  • 実績を掲載していない
  • ブログを書いた経験がない
  • 執筆した記事数が月10本未満

 →こんな人がライターって名乗るのどうなの?

 

ブログ・サイトと言及しているので、ライターの中でもおそらくWebライターを指しているんだと思います。

 

Webライターの私、月10本も書いていません。実績をTwitterやブログに掲載していません。え…ライターって名乗っちゃダメなの???

 

こんなことも書かれていました。

 ブログをしていても、稚拙な文章はダメ(※文言は改変)

 

その方のブログを読みましたが、脱字たくさんだし、表記ゆれが激しいし、誤解を招く文章もありました。正直、ドン引きです…。この文章でよく「稚拙」って書けるな…。

 

とりあえず、怒っています。

 

 

想像力のなさに腹が立った

Webライターを始めたばかりだと、不安なことってたくさんありますよね。文字単価とか文章力とか文字単価とか文字単価とか…。よく分かります。

 

私はWebライターと名乗り、まもなく2年半です。

 

でも未だに不安はあるし、書いていて「まだまだだなー」と思うことも多々あります。数字は伏せますが、報酬もまだ低いです…。

 

だけど私は、誰かを「こういう人はライターじゃない・ライター失格」なんて思ったことは一度もありません。思ったことがないから、書いたこともありません。

 

 

Webライターなら、読者を想像するってとても大事です。某ツイートはそこが欠けています。

  • こう書いたら、悲しむ人がいるかもしれない
  • こんなツイートしたら、自分を追い詰める人がいるかもしれない

と想像できず、どこか上から目線でツイートしていることに腹が立ちました。

 

読者の気持ちや状況を想像できていない人が「こういう人はライターじゃない」って書くのは筋が違いすぎると思うんですよね…。何様だと!ほんと何様だと!!また怒りがわいてきた…。

 

 

事情も環境も文字単価も人それぞれ

Webライターにも、いろんな事情やスタイルがあります。環境だって人それぞれ。

  • 子育てしながら、深夜にライティングしている
  • 昼は本業の勤務、夜は副業でWebライター
  • 自宅でフルタイム並みにライティング

などなど、スタイルや環境は人によって違います。

 

Webライターを始めた事情も

  • 給料が少ないから、副業としてWebライターを始めた
  • 病気で通勤は難しいから、自宅でWebライターとして働いている

など、さまざまです。

 

いつWebライターになったのか?1日のうち何時間をライティングに割けるのか?これも人によって違います。だから文字単価も文字数も、違って当たり前。文字単価や文字数はクライアント、サイトによっても違います。

 

ひと括りに「こういう人はライターじゃない」とは書けないはずなんです。ほんと意味が分からない(怒)

 

 

Q.1日1万文字書いてない…。

A.大丈夫です!気にすることはありません。ちなみに私は現在、多くても1日5,000〜6,000文字です。
個人的な意見としては…もし初心者であれば、スピードよりもまずは丁寧に仕上げるのを最優先してほしい。スピードは後からついてきます!

 

(突然のQ&Aスタイルだけど、ついてきてるかな…)

 

Q.SEOの知識ないです…。

A.心配無用です!ネットや本で知識は増やせます。クライアントの中には、契約時にSEOの資料を渡してくださる方もいますよ。勉強しつつ執筆すれば、意外と早く身につきます。

個人的には…SEOに左右されない記事を書く人に憧れます。

 

Q.実績って載せないといけないのでしょうか?

A.人それぞれだと思います。仕事の受注を増やすために書いた記事を載せてもいいし、公にしたくない人は載せなくてもいい。載せてもいいし、載せなくたっていい(ぺこぱスタイル)
私はブログやSNSには載せず、クラウドソーシングサービス内でしか載せていません。中には、契約で載せられない記事もあります。 

 

 

 

ライターを続けたいなら、努力は必要

このブログではライティングで意識していること、誤字脱字への不満など、たまに文章についてあれこれ書いています。

 

  

 

 

 

「こういう人はライターじゃない」とは思わないものの、他の人の記事を読むと「努力不足だな…」と時々思います。

 

もしWebライターとして仕事を続けたいなら、努力は必要です。記事を読み直し、

  • 誤字がないか?
  • 伝わりにくい文章はないか?

などコツコツと自分で修正を繰り返して、最終的にはクライアントに読んでいただく。フィードバックがあれば、同じミスをしないように注意する。

 

こういった努力を続ければ、いつの間にか文章力が上がり、文字単価も自然とアップします。今は不安でも、コツコツ続けていれば大丈夫です。文字単価、上がる時は急に上がります…。

 

 

ブログに基準なんかねえー!

某ツイートには、ブログについても書かれていました。狙っているキーワードが不明な、ブログタイトルはダメ…と。(※文言は改変)

 

私はWebライター歴約2年半。でもブログ歴は約14年と長いです。「不明」はこっちのセリフ!!(怒っています)

 

時々いらっしゃいます。ブログを、ライターの実力を示す場だと思っている人。SEO至上主義な人。稼ぐツールと思っている人。

  

このブログ、私は1PVあれば満足で、上位表示をあまり意識していません。皆が皆、ブログで上位表示を狙っているわけではない。だからタイトルは、自分で良いと思ったならそれでいい(ぺこぱスタイル)

 

このブログは仕事で書く記事とは異なり、かなりラフに書いています。稼ぐのが目的でもありません。

 

また、ブログ未経験者がライターをしてはいけない、なんて決まりはありません。ライターだからブログをしないといけない、なんて決まりもない。始めたければ始めればいいし、何も無理してやらなくていいと思います。

 

 

マウントをとる人に屈しなくていい

「こういう人はライターじゃない」なんて書かれたら、え…じゃあ私はライターじゃないんだ……と落ち込む人もいるはず。私も一瞬そう思いました。

 

でも、「ライターじゃない」と決められる筋合いはどこにもありません。前述したように、事情も環境も人によって全然違う。「◯◯だからライターじゃない」なんて決められません。

 

ライターとその人が名乗ったのなら、ライターです。名乗ったのに「実はライターじゃなかった」なんて人はおそらくいないと思います。(ライターじゃないのにライターと名乗るって、訳がわからないし…。)

 

最後の最後にあれですが、コンビニのバイトと似ています。コンビニでバイトしている人を見たら、紛れもなくコンビニでバイトしている人ですよね。高校生でもフリーターでも子育て中のママでも。

 

ライターも、文章を書いて記事を納品して、報酬をいただいたなら、はたから見ればライターです。学生でも本業しながらの社会人でも初心者でも。

 

 

 

私は文字単価や他の人のレベルの高い記事で、不安になる時があります。だけど、時間が経つと「不安になっても仕方がない!努力を続けるしかないんだよな…」と我に返ります。

 

ありがたいことにこのブログは、たくさんの初心者Webライターの方がご覧くださっているようです。改めて、ありがとうございます。

 

ライティングを始めたばかりだと、知らないことも経験も少ないですよね。だから「こういう人はライターじゃない」なんてマウントには屈しなくていいです。長々と書きましたが、これを1番言いたかった…。

 

自分の文章を読み直し、何ができていないか?改善するにはどうすればいいか?こっちを気にする時間のほうが何倍も有意義です。

 

Webライターの仕事を始めたばかりの人も大丈夫。自分のペースで努力を続けていれば、自然と評価は高くなります。ともに精進しましょう〜!

 

お読みくださり、ありがとうございます!