ライターと名乗ればライター。自分のペースで、改善しながら続ける
ちょっと怒っている、さよりです。
私はリアルでもネットでも、滅多に怒りません。だから今回は異常事態です。
昨日から今日にかけて、「こういう人ってライターじゃない」みたいなツイートがライター界隈のTwitterに流れています。
怒っているし、早速本題にうつります。プンスカ!
※ツイートそのものをアップすると、ライターの誰かが自信をなくすかもしれない…と思ったので、ここでは載せません。
ざっくり書くと、内容は次のような感じ。
- 実績を掲載していない
- ブログを書いた経験がない
- 執筆した記事数が月10本未満
→こんな人がライターって名乗るのどうなの?
ブログ・サイトと言及しているので、ライターの中でもおそらくWebライターを指しているんだと思います。
Webライターの私、月10本も書いていません。実績をTwitterやブログに掲載していません。え…ライターって名乗っちゃダメなの???
こんなことも書かれていました。
ブログをしていても、稚拙な文章はダメ(※文言は改変)
その方のブログを読みましたが、脱字たくさんだし、表記ゆれが激しいし、誤解を招く文章もありました。正直、ドン引きです…。この文章でよく「稚拙」って書けるな…。
とりあえず、怒っています。
想像力のなさに腹が立った
Webライターを始めたばかりだと、不安なことってたくさんありますよね。文字単価とか文章力とか文字単価とか文字単価とか…。よく分かります。
私はWebライターと名乗り、まもなく2年半です。
でも未だに不安はあるし、書いていて「まだまだだなー」と思うことも多々あります。数字は伏せますが、報酬もまだ低いです…。
だけど私は、誰かを「こういう人はライターじゃない・ライター失格」なんて思ったことは一度もありません。思ったことがないから、書いたこともありません。
Webライターなら、読者を想像するってとても大事です。某ツイートはそこが欠けています。
- こう書いたら、悲しむ人がいるかもしれない
- こんなツイートしたら、自分を追い詰める人がいるかもしれない
と想像できず、どこか上から目線でツイートしていることに腹が立ちました。
読者の気持ちや状況を想像できていない人が「こういう人はライターじゃない」って書くのは筋が違いすぎると思うんですよね…。何様だと!ほんと何様だと!!また怒りがわいてきた…。
事情も環境も文字単価も人それぞれ
Webライターにも、いろんな事情やスタイルがあります。環境だって人それぞれ。
- 子育てしながら、深夜にライティングしている
- 昼は本業の勤務、夜は副業でWebライター
- 自宅でフルタイム並みにライティング
などなど、スタイルや環境は人によって違います。
Webライターを始めた事情も
- 給料が少ないから、副業としてWebライターを始めた
- 病気で通勤は難しいから、自宅でWebライターとして働いている
など、さまざまです。
いつWebライターになったのか?1日のうち何時間をライティングに割けるのか?これも人によって違います。だから文字単価も文字数も、違って当たり前。文字単価や文字数はクライアント、サイトによっても違います。
ひと括りに「こういう人はライターじゃない」とは書けないはずなんです。ほんと意味が分からない(怒)
Q.1日1万文字書いてない…。
A.大丈夫です!気にすることはありません。ちなみに私は現在、多くても1日5,000〜6,000文字です。
個人的な意見としては…もし初心者であれば、スピードよりもまずは丁寧に仕上げるのを最優先してほしい。スピードは後からついてきます!
(突然のQ&Aスタイルだけど、ついてきてるかな…)
Q.SEOの知識ないです…。
A.心配無用です!ネットや本で知識は増やせます。クライアントの中には、契約時にSEOの資料を渡してくださる方もいますよ。勉強しつつ執筆すれば、意外と早く身につきます。
個人的には…SEOに左右されない記事を書く人に憧れます。
Q.実績って載せないといけないのでしょうか?
A.人それぞれだと思います。仕事の受注を増やすために書いた記事を載せてもいいし、公にしたくない人は載せなくてもいい。載せてもいいし、載せなくたっていい(ぺこぱスタイル)
私はブログやSNSには載せず、クラウドソーシングサービス内でしか載せていません。中には、契約で載せられない記事もあります。
ライターを続けたいなら、努力は必要
このブログではライティングで意識していること、誤字脱字への不満など、たまに文章についてあれこれ書いています。
「こういう人はライターじゃない」とは思わないものの、他の人の記事を読むと「努力不足だな…」と時々思います。
もしWebライターとして仕事を続けたいなら、努力は必要です。記事を読み直し、
- 誤字がないか?
- 伝わりにくい文章はないか?
などコツコツと自分で修正を繰り返して、最終的にはクライアントに読んでいただく。フィードバックがあれば、同じミスをしないように注意する。
こういった努力を続ければ、いつの間にか文章力が上がり、文字単価も自然とアップします。今は不安でも、コツコツ続けていれば大丈夫です。文字単価、上がる時は急に上がります…。
ブログに基準なんかねえー!
某ツイートには、ブログについても書かれていました。狙っているキーワードが不明な、ブログタイトルはダメ…と。(※文言は改変)
私はWebライター歴約2年半。でもブログ歴は約14年と長いです。「不明」はこっちのセリフ!!(怒っています)
時々いらっしゃいます。ブログを、ライターの実力を示す場だと思っている人。SEO至上主義な人。稼ぐツールと思っている人。
このブログ、私は1PVあれば満足で、上位表示をあまり意識していません。皆が皆、ブログで上位表示を狙っているわけではない。だからタイトルは、自分で良いと思ったならそれでいい(ぺこぱスタイル)
このブログは仕事で書く記事とは異なり、かなりラフに書いています。稼ぐのが目的でもありません。
また、ブログ未経験者がライターをしてはいけない、なんて決まりはありません。ライターだからブログをしないといけない、なんて決まりもない。始めたければ始めればいいし、何も無理してやらなくていいと思います。
マウントをとる人に屈しなくていい
「こういう人はライターじゃない」なんて書かれたら、え…じゃあ私はライターじゃないんだ……と落ち込む人もいるはず。私も一瞬そう思いました。
でも、「ライターじゃない」と決められる筋合いはどこにもありません。前述したように、事情も環境も人によって全然違う。「◯◯だからライターじゃない」なんて決められません。
ライターとその人が名乗ったのなら、ライターです。名乗ったのに「実はライターじゃなかった」なんて人はおそらくいないと思います。(ライターじゃないのにライターと名乗るって、訳がわからないし…。)
最後の最後にあれですが、コンビニのバイトと似ています。コンビニでバイトしている人を見たら、紛れもなくコンビニでバイトしている人ですよね。高校生でもフリーターでも子育て中のママでも。
ライターも、文章を書いて記事を納品して、報酬をいただいたなら、はたから見ればライターです。学生でも本業しながらの社会人でも初心者でも。
私は文字単価や他の人のレベルの高い記事で、不安になる時があります。だけど、時間が経つと「不安になっても仕方がない!努力を続けるしかないんだよな…」と我に返ります。
ありがたいことにこのブログは、たくさんの初心者Webライターの方がご覧くださっているようです。改めて、ありがとうございます。
ライティングを始めたばかりだと、知らないことも経験も少ないですよね。だから「こういう人はライターじゃない」なんてマウントには屈しなくていいです。長々と書きましたが、これを1番言いたかった…。
自分の文章を読み直し、何ができていないか?改善するにはどうすればいいか?こっちを気にする時間のほうが何倍も有意義です。
Webライターの仕事を始めたばかりの人も大丈夫。自分のペースで努力を続けていれば、自然と評価は高くなります。ともに精進しましょう〜!
お読みくださり、ありがとうございます!