これまで出会った漫画たち
寝不足のさよりです。物事が思うように進まなくて、辛いです。
さて、皆さんは昨日までの3日間開催されていた、コミケ(コミックマーケット)をご存知ですか?叶姉妹の神対応がニュースになっていました。
コミケの盛り上がりが羨ましいし、何より私は漫画が大好きなので、今回は漫画について好き勝手書きたいと思います!コミケ関係ないです。
前回のライティングとは打って変わっての記事ですが、こういう回も挟みます。ご興味あればお読みくださいませ。
どのように漫画と出会ってきたか振り返りながら、読んできた作品や影響を受けた作品をご紹介します。
●1994年頃〜(小学5,6年生)
少女漫画は、りぼん派・なかよし派の2大勢力。当時のりぼんは「ときめきトゥナイト」「ママレード・ボーイ」などの恋愛ものが多く、なかよしは「美少女戦士セーラームーン」「魔法騎士レイアース」など戦闘もので盛り上がっていました。
私はだんっっっぜんなかよし派でした!セーラームーンの影響が大きかったです。
付録が豪華で、特にCLAMP作品のレターセットやカレンダーはとても魅力的でした。あんな細かいイラスト、そしてデザイン、どうやったら描けるんだろう?と見とれていたのを覚えています。
野村あきこ先生の漫画がすごく好きでした。
●1996年頃〜(中学生)
中学校に入学するといつの間にか、なかよしは買わなくなっていました。その頃はラジオと音楽にハマっていて、小学生の頃より漫画は読まなくなっていました。
(1997~1998年は今思うとすごい時代でした。1997年デビュー、つまり今年デビュー20周年を迎える主なアーティストはCocco、Dragon Ash、KinKi Kids、the brilliant grenn、SUPERCAR、ゆず他…。1998年デビューのアーティストは「98年デビュー組」と称されることもあるMISIA、浜崎あゆみ、椎名林檎、aiko、宇多田ヒカルが特にすごかった…。音楽もまた別の機会に書きます。)
しかし、風邪をひいたある日に転機が訪れました。母親から別冊フレンド(以下:別フレ)を渡されたのです。昔から風邪が長引くと、頼んでないのに母親が漫画を買うことがありました。小学生の時、なぜかりぼんを渡された時もありました。たぶん、適当に選んでるんだと思います(笑) (両親とも漫画は読みません。)
買ってくれた別フレは、みやうち沙矢先生の「書き順の問題」が掲載されていたのをまだ覚えています。
その後ハマりにハマったのが「MARS」と「ピーチガール」でした。どちらも全巻コミックス持ってます。
特に「MARS」は大好きで、何だか少女漫画っぽくないストーリーに惹かれました。描かれているのは惣領冬実先生です。絵がリアルで、でも描き込み過ぎず、オシャレで、カラー絵はシンプルな色づかいで…とにかく好きです。
桜井まちこ先生、ジョージ朝倉先生、ひうらさとる先生にも影響を受けました。
ここで、どうしても外せない作品があります。ピンと来たあなた、そう!「新世紀エヴァンゲリオン」です!
メインキャラクターは14歳。アニメ放送・劇場版が公開された1997年、私は14歳。ハマらないわけがない!!アニメからハマり、その後コミックス購入、劇場版は全て映画館で見ました(若干トラウマ…)。ポスターを部屋に貼り、映画館で買った下敷きを使っていたのは、黒歴史です。
新世紀エヴァンゲリオン コミック 全14巻完結セット (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 貞本義行
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/11/26
- メディア: コミック
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また、私には弟が2人いて、ジャンプを借りて読んでいました。この頃から弟や友達と漫画の貸し借りが始まりました。ワンピースが連載開始したのも1997年です。週刊誌はジャンプが初めてで、毎週名作が読めることにとても感動しました。
好きな作品を挙げるとキリがないんですが…うすた京介先生、大好きです。「マサルさん」を学校に持っていった時、あんまり話さない女子から「え!好きなの?!意外すぎる!」と大爆笑されました。短編集の「エト」も好きです。どの作品もギャグ漫画として面白いのは言うまでもないけど、絵が上手すぎるんですよね。上手いから成り立ってる気がする。
マニアックなものだと、尾玉なみえ作品も好き。あの空気感…。
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん コミック 1-7巻セット (ジャンプ・コミックス)
- 作者: うすた京介
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/12/04
- メディア: コミック
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●2000年頃〜(高校生)
相変わらず、別フレは毎月買ってました。そして読む漫画がもっと増えました。
高校で知り合った友達に漫画好きな子が多くて、貸し借りが盛んになりました。当時一番ハマってたのは「最遊記」。三蔵が好き過ぎて、手帳にカードを挟んでいたのは今となっては黒歴史。
最遊記 新装版 コミック 全9巻完結セット (ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 峰倉かずや
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2003/06/25
- メディア: コミック
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別フレとジャンプは欠かさず読んでいました。好きな漫画家の過去作品コミックスを、後追いで買うようになったのはこの頃だったと思います。
漫画と同じく、音楽にもハマっていました。2000年代前半はまだCDが売れていた時代で、ミリオンセラーの曲もありました。学校の帰り、毎日のようにレンタルショップへ通ってました。なので、音楽への興味の方が強かった気がします。(最遊記以外にハマってた漫画を思い出せない…。)
●2003年頃〜(大学生)
漫画好きな友達と、漫画研究会(通称:漫研)に入りました。読む漫画のジャンルがここから一気に広がりました。
惣領冬実先生がモーニングで連載を始められたのをきっかけに、青年誌もチェックするようになりました。
うろ覚えだけど…近所にマンガ喫茶ができたのがこの頃だった気がします。大学生の頃よく行ってました。当時連載中の作品から、ずっと気になってた過去作品まで、とにかく読み漁りました。
(勉強せず)読みまくってたので、この時期ハマってた作品を挙げるのは至難の業ですが…「もやしもん」、東村アキコ先生、浦沢直樹先生は特に影響を受けました。私も東村先生と同じ宮崎出身です。「ひまわりっ」は宮崎ネタ満載で本当面白い!
ひまわりっ ~健一レジェンド~ 全13巻 完結セット (モーニングKC)
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/02/28
- メディア: コミック
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●2007年頃〜現在
社会人になってから、コミックスを買う頻度が急増しました。ここ10年で買った作品を挙げるとこれまたキリがない…。ねむようこ先生、渡辺ペコ先生のような、女性の日常を切り取った作品は大好物です。オノナツメ先生、浅野いにお先生のような、どこか現実味を帯びてる作品も好きです。
直近で購入したのは「ランド」「花のズボラ飯」「坂本ですが?」「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」「名づけそむ」「雪花の虎」「おふろどうぞ」「うらら」などなど。いちおしは「ランド」。ほんっと面白い!!
思い出せないぐらい漫画を読んできたので、とても書き切れません。
書きながら思ったのは、なかよしや別フレにモーニング、好きな漫画の大半は講談社だという事実。ちゃんと統計取ったら違うかもしれませんが…。
そんでもって、現在4コマ漫画を描いているという不思議。未だに不思議。
こうして自分が触れてきた作品を思い返すと、「影響を受けてるなあ」という気もします。
連載中の「あまがみ犬とぼくと妹」は、架空の江戸時代が舞台です。時代考証に限界があり、江戸時代に必ずしも沿ったお話ではないですが、「日常を描く」のは意識しています。特に近年、日常を描いた作品が好きなのが影響してると思います。
絵はもう少しリアルに描きたいんですが、まだまだ技術が追いつかないです。心の底からプロの漫画家の技術が羨ましい。でも、こればっかりは日々精進するしかないですね…。
ライティングと4コマに専念していて、なかなか漫画を読む時間がありません。しかしここまで漫画について書いたら、さすがに読みたくなりました(笑)息抜きがてら久しぶりに読んでみます。何読もうかなあ…。
お読みくださり、ありがとうございます!
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