うまく予定を立てるため、記事を早く書くためにした、1つのこと
台風が来ても来なくても家にこもっている、さよりです。
先週は締め切りに追われていました。何とか納品できましたが、正直あっぷあっぷしてました。溺れずに済んだだけでも、良しとしたいです。
今回はそんな溺れかけの先週に思った、「記事を早く書くには?」「これ大事だよ!」について書きます。
2つのWebメディアと契約し、本格的に2社分書き始めたのは先週が初めてでした。つまり締め切りが2つもある!!これは由々しき事態…。
これまでランサーズとクラウドワークスのタスクやプロジェクトをしていて、ライティングは「1記事書き終わったら、次の記事を書く」というスタンスで進めていました。なので同時進行でいくつも契約する、ということはしてきませんでした。
つまり締め切りが2つあるのは、初体験なんです。
でもそんなこと言いながら「先にA社の納品を済ませてから、B社の記事に取りかかろう」という風に進めました。「1記事書き終わったら、次の記事を書く」とさほど変わらない進め方だったわけです。
今回気付いたことはいくつかあって、その1つが同時進行で何記事も進められないということです。例えば
●Aの記事は半分ぐらい書いた
●Bの記事は見出し付けまで終わってる
●Cの記事は最後のまとめを書けば終わり
ということは私には向いていませんでした。
現実は
●Aの記事を書き終わるまで、他の記事は一切書かない(書けない)
でした。
1記事に集中した方が、あれこれ調べて知識が頭に残っている状態だし、結果的に早いような気もします。(同時進行で書いたことがないから、比べようがないけど…。 )
それなりに調べないと書けない記事、というのも大きな理由です。別の記事も進めながらやろうとしたけど、なーんか中途半端だし、調べたこと忘れそうなんですよね。
人それぞれ向き不向きはあると思うし、これが正しいやり方というわけではないです。
それに、同時に複数の記事に手を出すのは抵抗がある、と感じました。さっき「なーんか中途半端」と書きましたが、その感覚を抱きながら複数記事を進めるのに抵抗を感じたんです。
一途に1記事とお付き合いして、ちゃんと別れを告げてから、次の記事とお付き合い…が向いてるようです。浮気は向いてない。現実も向いてない。(誰も聞いてない。)
テスト勉強でも何でも、昔から短期集中型なのも関係してると思います。
1記事集中型でライティングする際に、やっていたことがあります。時間を計る、ということです。これはライティングに大事なことです。ほんと大事!
先日参加したセミナーの講師、吉見さんの著書でも仰ってます。本の中身は詳しくは書けないので、気になる方はご購入での確認を。(何度か書いてますが、本当にこの本オススメです。ライティング初心者は必須と言っても過言ではないです。)
頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書
- 作者: 吉見夏実,染谷昌利
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2017/08/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
時間を計り、「構成に何分かかっているか?」や「書き終わるまで何時間かかったか?」をおおよそ知ることができました。ざっとですが、「 1記事を何時間で書けるか」「どの作業にどれぐらいの時間がかかるか」分かってきました。
時間を計り、費やした時間が分かると、2つのことに役立ちます。
1.予定を立てられる
例えば「1記事書くのに10時間かかる」としましょう。この10時間というのは、構成・見出し作成・情報収集・執筆など、ぜーんぶ含めた時間です。
10時間かかっていれば、時間を多めに見積もって…1日で書けるのは1記事です。すると「締め切りに間に合いそうだな」「○日までに書いて△日は休もう」のように予定を立てることができます。
闇雲にライティングしていた時は、なかなか予定を立てるのが難しく、休みの日を設定できませんでした。でも時間を計ると「明日には終わりそう」「明後日は休めるなあ」と分かり、だいぶ気持ちが楽になりました。
当初は「締め切りの2日前には納品する!」と強めに目標を掲げていました。
ところがどっこいです。体調不良で丸一日寝たきりの日があり、目標の2日前納品の雲行きが怪しくなりました。
( ´ - ` ).。oO( 締め切りに間に合う…?)
締め切りはあくまでも「自分が掲げた目標に間に合うかどうか」で、指定の締め切り日までにはかなり余裕がありました。余裕があると分かったのも、時間を計ったお陰です。予定を立てなおすことができました。
目標の日には納品できませんでしたが、締め切り日までには無事納品できました!良かった…。
2.記事を早く書く、工夫ができる
時間を計ると、予定を立てることができるとお伝えしました。他にも大事なことが分かりました。「どうすれば早く書けるようになるか?」の指標になるんです。
1記事を早く書ければ、自由時間ができます。私は4コマを描きたいので、これはとっっっっても大事です!!(そっちかよ。)
1記事に割く時間が少ない方が、もちろんたくさんライティングできるので、早く書けるようになるのはライターとしても大切なことです。
しかし「早く書きたい」と思っていても、時間を計っていなければ「えーっと…早く書けるようになった…?」とぼんやり感じるだけだと思います。つまり
1記事10時間かかる→工夫する→8時間で書けるようになった
の、最初の部分(1記事10時間かかる)が分からないと工夫のしようがないんです。それに具体的に「前より2時間早く書けるようになった!」と知ることもできません。
「工夫する」とざっくり書きましたが、計った時間のうち、例えば「見出しを考えるのに1時間かかる」としましょう。
それが分かれば「見出しを早く考えるにはどうしたら良いか?」とか「見出しは段落を先に書いてから考えてみよう」とか、工夫するポイントが見えてきます。あとは工夫あるのみです!
このように「どうすれば早く書けるようになるか?」を解決するには、まず時間を計るのが大事なんです。計った時間が指標となり、工夫できるようになるんです。(工夫については、また別の記事で書きます。)
先週は締め切りを追うつもりが、追われてしまいました。在宅でライターの仕事をしていると、会社勤めの頃とは違う工夫が必要だと痛感しました。当たり前のこと書いたけど、 工夫はほんと必要!必要!!じゃないとやってられない!
時間を計っていても、まだライティングを始めたばかりなので「あーーー12時間かかったーー!!」と泣きそうな日もあります。「3行書くのに1時間?!」と沈む時もあります。沈むっていうか、絶望感…。
でも始めたばかりだし、少しずつできることから工夫していきます!やるっきゃない。
「同時進行の方が早い?」のか疑問は残っているので、できそうなら今後チャレンジしたいと思います。早めに納品して、できそうならやってみます!
私は私の弱点があり、それに気付き、工夫し、時間給を上げ、文字単価を上げ、お財布をぬくぬくにし、年末は温泉でぬくぬく…。そうなるように日々こつこつ、ライター続けます。
お読みくださり、ありがとうございます!
(メモ:3,008文字/3.5時間。全行程含む。)