結婚して1年が経ちました。私が結婚を決めた理由
初めての結婚記念日を迎えた、さよりです。
昨年の7月7日、結婚しました。つまり、今日で結婚して1年が経ったのです!早い!!
せっかくなので、恥ずかしながら…私がなぜ結婚を決意したのか書きます。結婚をしようか迷っている人や、「結婚ってお金がかかる」と思っている人に読んでほしいです。
結婚したきっかけ
私は夫と7年付き合って結婚しました。同棲期間も長く、いつ結婚しようか悩んでいました。
結婚を決めたのは、妊娠したからではありません。
きっかけは自然災害です。
日本は昔から自然災害が絶えませんが、近年特に多い気がします。地震や豪雨といったニュースを見て、胸を痛めることが増えました。
もし自然災害でケガをして手術や入院が必要になったら、基本的には親族がサインをします。何年付き合っていても、恋人はあくまでも他人。結婚しなければ配偶者ではないので、親族とは言えません。
(事実婚や特別な事情など、場合によってはサインできるようです。一般的には難しいケースが多いとされています。)
自然災害に限らず、事件や事故など、いつどこでどんな目に遭うか分かりません。
もしもの時に恋人のままだったら、手術時の同意書にサインできない可能性が高い。緊急時の連絡が私に来ないかもしれない。そんなの耐えられません。
しかも、私たち夫婦の実家は九州。現在京都に住んでいるので、何かあった時にすぐに来られる親族が近くにいません。
もしものことを考えて、結婚を決意しました。
結婚はお金がかかる?
恋人だった時も、夫婦になった今も、私たちは本当にいろんなことを話し合ってきました。
付き合って数年経つと、結婚に対する考えを話す機会もありました。
- 子どもがほしい・ほしくない
- 結婚式を挙げたい・挙げたくない
それぞれ、自分が思う考えを正直に打ち明けました。
2人とも結婚式を挙げる気はなく、「両家顔合わせの食事会だけしたい」という考えでした。(私はウエディングドレスへの憧れなんて、全くありません。私のドレス姿を見ても別に…と私自身が思います。)
「結婚式にお金と時間をかけるなら、その分新婚旅行に回したい」という意見も一致しました。
よって、結婚に費やしたお金は、食事会と新婚旅行、結婚祝いのお返し(結婚内祝い)ぐらいです。同棲していたし、新調した家具もありません。
強いて言えば、私の名字が変わったことに伴い、印鑑を買いました。
お金のことが心配で結婚を躊躇している方、いるかもしれません。でも婚姻届を出すだけなら、結婚ってさほどお金はかかりません!
結婚を機に同居する場合も、高価な家具や電化製品を選ばない、家賃の安い住居を選ぶなど、夫婦で工夫すれば費用を抑えられます。
結婚=生活。生活を夫婦で楽しむ
結婚にキラキラと輝くイメージを抱いている人…いるかもしれません。でも残念ながら、そんなに輝いているわけではありません。
こういう言い方はアレですが……結婚はあくまでも生活。子どもがいなければ、夫婦2人の生活。
例えば、結婚を機に同居するなら、次のようなことを決めるでしょう。
- どこに住むか?
- 家具はどうするか?
- 家事の分担は?
生活が、そう、現実が待っているのです。
そして、生活のいろんなことを2人で楽しめるのが、夫婦の良さだと思います。食器を選んだり、テレビを見たり、帰りを待ったり。
さまざまな時間を夫婦で楽しみ、時には辛いことや悲しいことも共有します。結婚はその積み重ねです。
結婚はゴールではない。夫婦生活の始まり
結婚はゴールではなく、これからずっと続く、夫婦生活の始まりです。
恋人だった頃とは違い、より現実的な問題が目の前に立ちはだかります。家賃や食費といったお金の問題、家事や仕事、親の介護、子どものこと。
夫婦には少なからず、何かしらの問題が生じると思います。
しかし夫婦だからこそ、解決に向けて2人で協力できます。そして問題を乗り越えれば、いや、乗り越えなくても、夫婦の絆は深まるはずです。
私は結婚する前も今も、もちろん夫を大事に思っています。結婚した後はお互いに親族が増え、より絆が深まりました。
中には「この人と結婚していいのかな?」と迷う方もいらっしゃると思います。でも結婚は迷って当然!何か気がかりなことがあるなら、思い切って相手に話してみるのも1つの手です。
(私が他人様の結婚について指摘するなんておこがましいですが、まともに話し合いができない方との結婚はおすすめしません…。結婚後は現実的な問題を話す機会が多いですし、生活がかかっています。話し合いができないと、かなり辛いです。)
この先の人生で何が起こるかなんて、誰にも分かりません。もし一生を共にしたい相手がいるなら、どうか悔いのない選択を。
お読みくださり、ありがとうございます!