様々なジャンルの本を広く浅く読んできたので、振り返ってみました。
読みたい本がたくさんの、さよりです。
書くことが好きだし、読むことももちろん大好きです。興味ない方が大半かもしれませんが、今回は私が読んできた本を振り返ってみます(※漫画以外)。ちなみに学生時代は、文系より理系科目が得意でした。
※漫画についてはこれまで出会った漫画たち - 京都でプロライターを目指しています。にて書きました。
小さい頃から、本を読むのが好きでした。小学生の時に読んだ本で思い出に残ってるのは『ズッコケ三人組』。弟2人も好きだったのを覚えています。家族で書店に行くとたまに「好きな本を1冊買っていいよ」と言われ、私はよくズッコケ三人組シリーズを選んでいました。記憶では10数冊実家にあったと思います。
他には『わかったさん・こまったさんシリーズ』もよく読んでいました。国語の教科書に載っているお話も好きで、パッと思いついたのは『ごんぎつね』と『注文の多い料理店』。
絵本の読み聞かせをする先生がいて、その影響で絵本を読むのも好きでした。今思い出したのは『スイミー』『モチモチの木』です。『ももたろう』『シンデレラ』などの昔話やグリム童話も読みました。
中学生になると、自転車で地元の県立図書館・市立図書館へ行くようになりました。読んだ本の記憶がほぼないのですが、小説よりも漫画を読んでいた気がします。『サザエさん』を読んだのは覚えてるんだけど…他に何読んでたっけ…。
一番印象に残っているのは、父親から渡された『ソフィーの世界』。発売当時は話題になっていたし、ご存知の方がいらっしゃると嬉しいです。
主人公ソフィーの話もありつつ、大半は哲学のお話です。一度読んだだけでは難しくて、分からなかった所は何度も読み返しました。かなり分厚い本で、あれだけ読み返したのに哲学の所はほぼ覚えてません。悲しい。
除々に分かるソフィーの世界、最後は衝撃的だったので覚えてます。でもソクラテスが何を言っていたか、プラトンって何者だったか…その辺は何も覚えてない…。
- 作者: ヨースタインゴルデル,Jostein Gaarder,池田香代子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 1995/06/01
- メディア: 単行本
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『ソフィーの世界』を読み、その後ヨースタイン・ゴルデル作品は欠かさず読むようになりました。オススメは『カードミステリー』『アドヴェント・カレンダー』です。久しぶりに読みたいなあ。
中学生になって国語が苦手になりました。(じゃあ小学生の時は得意だったのかと聞かれると、そうでもなかったと思います。はっきり「苦手」と分かったのが中学生。)
現代文・古文・漢文、全て苦手でした。教科書で覚えているのは『走れメロス』ぐらい。ちなみに、一番勉強しなかったがこの中学生の時でした。
自転車通学で通学路に書店があったので、学校帰りに寄ることもありました。漫画・小説・雑誌コーナーによくいました。
高校生になると、文庫本コーナーにも足を運ぶようになりました。きっかけは全然覚えていません。何の本がきっかけだったっけ…。先程から記憶があやふやですみません。
文庫本で心に残っているのは、おーなり由子さんの『天使のみつけかた』。世界観に癒やされるし、現実世界で天使をみつけたくなります。机に置き、嫌なことがあった時によく読んでいました。絵本のようにイラストもあって、気楽に読めます。
銀色夏生さんの文庫本も買ってました。気楽に読める、『葉っぱ』『ハート』『かわいいものの本』は今でも時々読みたくなります。3冊とも写真集のような本で、読むより見る方が近いです。これまた癒やされるし、共感できるし、新たな発見もあって面白いです。ちなみに宮崎出身の方です。
文庫本の海外小説にもハマっていました。ヨースタイン・ゴルデルさんの影響もあったと思います。日本人作家の文庫本小説は、今もほとんど購入していません。
高校生の頃は、外国人作家のミステリー・サスペンスにハマりました。トマス・H・クック作品とジョイ・フィールディング作品を読み漁ってました。トマス氏は受賞歴もあるし、「このミステリーがすごい!」にランクインしたこともあるので、ご存知の方がいるかもしれません。
ジョイ・フィールディングはマニアックだと思います。女性が主人公で、描写にぐいぐい引き込まれます。映画化してもおかしくない、と思わせる作品ばかりです。気になる方はぜひ。オススメは悩みに悩んで、『優しすぎて、怖い』。
中学生の頃から国語が苦手で、高校に入っても変わらず苦手でした。大学受験することになり、本当に苦労しました。現代文・古文・漢文全て苦手なままで、結局センター試験でも良い成績は残せませんでした。
特に現代文は苦手で、参考書で勉強しても全く点数は上がりませんでした。
理系科目は方程式を覚えたり、規則性を見出したりして、ある程度コツが分かれば解けました。ある意味分かりやすいです。でも現代文(小説)は毎回物語が違い、その物語ごとで求められる回答がそれぞれ違い、回答・解説を読んでも納得できませんでした。「いや…そんなこと言われても…」とほぼ毎回思ってました。まあ点数が上がるはずもないですね(笑)
例えば、数学なら「あ!これはあの公式を使えば解ける!」と思うことはあっても、現代文で「この主人公、あの小説の主人公と似てる!だから答えは…」とはなりません。ひどい時は選択肢を見ても「えっと…どれもあり得るんじゃない?」と思うこともありました。逆に「え…この中に答えあるの?」の時もありました。
大学生の時は漫画を読むことが多かったので、省略します。
社会人になると、書店で立ち寄るコーナーが更に増えました。ビジネス書や新書に始まり、趣味が増えるにつれてペット・イラスト・料理なども。雑誌コーナーだけで結構時間取られます。ananやBRUTUSなどの、特集記事がある雑誌は大好物です。
免許を取り、図書館に行く機会も増えました。学生の頃の方が図書館に行く回数は多かったけど、読むジャンルが大幅に増えた社会人の方が借りた本の数は多いと思います。引っ越すタイミングで車を手放したので、京都ではまだ2回しか図書館に行ってません。自転車だと遠いんです。た…体力が…。
本棚をざっと見ましたが、ほとんど新書かビジネス書でした。予想通り、小説はわずかでした。サブカルチャーの本(血液型とか占い)、写真集もありました。一時期カフェ開業が夢だったので、コーヒー関連の本は多めです。
好奇心旺盛なので、特定の分野を掘り下げた新書は本当に大好きです。ざっと手元にあるものだと『ジブリの仲間たち』『コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか』『四コマ漫画ー北斎から「萌え」まで』。ちなみにこの3冊はまだ読んでおらず、積ん読状態。読まなきゃ…。
ストレスが溜まった時によく見ている写真集は『続 まこという名の不思議顔のネコ』です。まこに癒やされてます。かわいいだけじゃなくて、愛おしいというか、切ないというか…一言では言い表せないネコです。飼い主さんである作者のコメントに、センスと愛情があるのも素敵。
オススメの本を挙げるとキリがないです。ああ、本読みたくなってきた…。
学生時代は国語が苦手とお伝えしましたが、小論文や感想文も苦手でした。趣味で何かを書いたこともありませんでした。
ブログを始めたのは社会人になってからです。バイトの愚痴やら彼氏への不満を書きたかったのが、始めた理由です。ちょっと恥ずかしい。
始めた当初から記事は結構長く、大体1,000〜2,000文字、長い時は3,000文字近く書いてました。
ブログ以外だと、メールやTwitter、Facebook、noteなどで書いてきたぐらいです。
「小説家になりたい」「コラムニストになりたい」なんて恐れ多いことを思ったことは一度もありません。だから30代の今「ライターを目指す」のは自分でも不思議な感じがしてます。理系出身だから尚更不思議。
振り返ると、広ーく浅ーーくいろんな本を読んできたなあとしみじみ感じます。
お金と時間に余裕があったら、コーヒー飲みながらゆっくり本を読みたいです。いや待てよ。その前に積ん読の本、いい加減読もう…。
文章力を磨くための本を探すべく、先日書店へ行きました。今一番ほしいのは、webライティング関連の本です。結局何も買いませんでしたが、おそらく近いうちに購入すると思います。購入したらご紹介しますね。
お読みくださり、ありがとうございます!この後、まこ読みます。
(メモ:4,130文字/6時間)