Webライター、初心者からの日誌

2017年夏からWebライター。好奇心旺盛な30代。2015年冬、宮崎から京都へ移住。ライティングや趣味のことなど、あれこれ書いてます。

初めての確定申告。その7「Webライターが使う仕訳のまとめ」

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確定申告に希望が見えてきた、さよりです。良かった…。

 

前回、売掛金やら源泉徴収やらのお話をしました。

sayorium.hatenablog.com

後半ではランサーズの仕訳もご紹介しました。

 

今回はクラウドワークス の仕訳をご紹介します。

 

※これからご紹介する仕訳は、直接税理士の方に聞いたわけではありません。ネットや本の情報を元に調べました。税理士のHPや実際に確定申告をした人のブログを中心に調べたので、信憑性は高いと思います。

ご不明点がある方は確定申告書類を提出する前(または提出時)に、税理士や税務署の方へご相談ください。私に聞かれても簡単なことしか分かりません。申し訳ないです。

※記載の情報に間違いがあれば、コメント欄でお気軽にご指摘ください。随時修正します! 

 

 クラウドワークスの仕訳例 

クラウドワークスは、手数料が引かれます。

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私は10万円超えの仕事をしたことがないので、毎回20%引かれています。泣きそう。

 

出金済み一覧にも記載の通り、カッコ内は報酬の全額、実際に支払われたのは20%引いた額(カッコの上の額)です。

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1番下が分かりやすいと思います。500円×80%=400円

 

前回の復習です!

 

売掛金とは代金を支払ってもらうのは決まってるけど、後払い(クライアント側のツケ)

・売上高とは確定している収益

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「7月28日に記事を納品。報酬は500円。システム手数料20%引かれる。12月15日に振込」、この仕訳をしてみます。

 

7月28日時点ではまだ報酬は振り込まれていないので、後払いのもの(売掛金=資産)が増え、記事を納品して確定した収益(売上高=収益)が増えました。

資産が増えた=借方(左)、収益が増えた=貸方(右)ですね。というわけで…

 売掛金 400 売上高 400

 

システム利用料の20%も仕訳しておきます。(私はその方が分かりやすいです。)

一旦、システム利用料(支払手数料)がかかり、収益として扱います。

 支払手数料 100 売上高 100

 

  • 12月15日

普通預金に400円の報酬が振り込まれました。仕訳を先にご紹介。

 普通預金 400 売掛金 400

普通預金(資産)が増え、売掛金(クライアント側のツケ。資産)が減ったという仕訳です。

 

クラウドワークスの仕訳例

別の例でクラウドワークスの仕訳をしてみましょう。先程とほぼほぼ同じなので、詳しい説明は省きます。

 

システム手数料20%引かれる仕訳

「1,000円の記事を3月1日に納品。4月25日に振込。システム手数料20%引かれる」

この仕訳は

  • 3月1日

 売掛金 800 売上高 800

 支払手数料 200 売上高 200

1000円-システム手数料200円=800円。実際に振り込まれる800円を、売掛金として仕訳。

システム手数料を支払手数料として処理。

  • 4月25日

 普通預金 800 売掛金 800

普通預金に800円増えたとして処理。

 

システム手数料20%+振込手数料100引かれる仕訳 

クラウドワークス でもランサーズ同様、出金時に振込手数料が引かれます。楽天銀行は100円、楽天銀行以外なら500円がかかります。

 

前回ご紹介した、次の例。

・1記事の報酬:2,000円

・3月1日に納品、振込は4月30日に楽天銀行

・システム利用手数料20%引かれる:2,000円×20%=400円

楽天銀行の振込手数料:100円

 

ランサーズでの仕訳はこうでした。

  • 3月1日

 売掛金 2,000 売上高 2,000

 支払手数料 400 売掛金 400

※1行目は一旦、全額2,000円を売掛金にしています。2行目で「システム利用手数料をランサーズへ支払った」と仕訳しています。

※ランサーズの入出金履歴では、後からシステム手数料が引かれているため。

  • 4月30日

 普通預金 1,500 売掛金 1,500 

 雑費 100 売掛金 100

 

クラウドワークスもランサーズと結果は同じなので、上記と同じでも間違いではありません。私は次のように仕訳しています。

  • 3月1日

 売掛金 1,600 売上高 1,600

 支払手数料 400 売上高 400

※手数料を引いた、1,600円が後払い(売掛金)として仕訳。

  • 4月30日

 普通預金 1,500 売掛金 1,500

 雑費 100 売掛金 100

※ランサーズと同じ。

 

直接契約時の仕訳例(源泉徴収される)

私はクラウドソーシングとは別に、1社直接契約を結んでいます。

源泉徴収が毎回引かれています。前回でも触れましたが、源泉徴収税額分は戻ってくる可能性があります。確定申告で取り戻しましょう!

 

源泉徴収されている時の仕訳例として、次のような例をご紹介しました。

 

原稿料:10,000円、源泉徴収税額:1,021円、振込額:8,979円の例で仕訳します。原稿料の振込前と後で仕訳します。

  • 振込前

 売掛金:10,000 売上高 10,000

  • 振込時

 普通預金 8,979 売掛金 8,979

 事業主貸 1,021 売掛金 1,021

源泉徴収分は事業主貸として処理しましたが、仮払税金でも可。

※ただし仮払税金にすると、決算処理時に事業主貸へ振り替える手間がかかります。最初から事業主貸の方が楽です。

 

今回は、振込手数料をWebライター側が負担している例も見てみましょう。分かりやすく、振込手数料を100円とします。

  • 振込時

 普通預金 8,879 売掛金 8,879 

 事業主貸 1,021 売掛金 1,021

 雑費 100 売掛金 100

普通預金から振込手数料100円を引き、8,879円に。

 

 Webライターが使う主な仕訳まとめ

仕訳、慣れてきましたか?

 

ほぼほぼ同じ仕訳の繰り返しなので、一旦仕訳が分かれば、テンプレ化しておくと便利です。1回ずつ仕訳をじっくり考えていると、帳簿作成が終わらず、確定申告も終わりません…。

※「仕訳、ちゃんと勉強したい!」という人は、日商簿記3級の取得がおすすめです。私は8年程前に取得しましたが、今年めっっちゃ役立ちました。

 

ここで、これまでの仕訳をまとめます!私はこれを見ながら仕訳してました。はっきり言って、来年の私のためのまとめです。

 

クラウドソーシングで使う仕訳

私はランサーズとクラウドソーシングで違う仕訳をしています。ネットで調べると、同じ仕訳にしている人も見かけました。 

 

参考にしつつ、分かりやすい方法で仕訳してみてください。以下は全て

・報酬10,000円

・報酬確定日と振込日は別

・システム手数料20%が引かれる

・システム手数料の勘定科目は「支払手数料」(雑費でも可)

・振込手数料ありの場合、手数料は100円

・振込手数料の勘定科目は「雑費」

 を例にしています。

 

ランサーズ
  • 報酬確定時(振込手数料なし)

売掛金 10,000 売上高 10,000

支払手数料 2,000 売掛金 2,000

※1行目の売掛金は確定した報酬を全額計上。

  • 振込時(振込手数料なし)

普通預金 8,000 売掛金 8,000

------------------------------------------------

  • 報酬確定時(振込手数料あり)

売掛金 10,000 売上高 10,000

支払手数料 2,000 売掛金 2,000

  • 振込時(振込手数料あり)

普通預金 7,900 売掛金 7,900

雑費 100 売掛金 100

 

クラウドワークス
  • 報酬確定時(振込手数料なし)

売掛金 8,000 売上高 8,000

支払手数料 2,000 売上高 2,000

売掛金はシステム手数料20%を引いた額を計上。

  • 振込時(振込手数料なし)

普通預金 8,000 売掛金 8,000

------------------------------------------------

  • 報酬確定時(振込手数料あり)

売掛金 8,000 売上高 8,000

支払手数料 2,000 売上高 2,000

  • 振込時(振込手数料あり)

普通預金 7,900 売掛金 7,900

雑費 100 売掛金 100

 

源泉徴収あり(※源泉徴収率10.21%)
  • 報酬確定時(振込手数料なし)

 売掛金 10,000 売上高 10,000

  • 振込時(振込手数料なし)

 普通預金 8,979 売掛金 8,979

 事業主貸 1,021 売掛金 1,021

------------------------------------------------

  • 報酬確定時(振込手数料あり)

 売掛金 10,000 売上高 10,000

  • 振込時(振込手数料あり)

 普通預金 8,879 売掛金 8,879 

 事業主貸 1,021 売掛金 1,021

 雑費 100 売掛金 100

 

一度決めたルールは変えられない

 ここで大事な大事な注意点!

 

一度決めた仕訳は、基本的に変えられません!例えば「ランサーズではこのルールで仕訳しよう」と決めたら、変えられないのです。

 

特に勘定科目は慎重に決めましょう。例えばシステム手数料の勘定科目を「雑費」と決めたら、今後ずっと雑費にします。

 

一旦1年分の帳簿を完成させたら、来年「勘定科目、やっぱり雑費じゃなくて支払手数料にしよう」と気軽に変更できません。帳簿の作成途中なら、何度でも変えてOKです。

そのため、今回の確定申告は慎重に進めました。めっっっちゃ時間かかって泣きそうだけど…ははは…(目が笑ってない)

 

白色申告は発生主義

今更ですが、私は「発生主義」に従って仕訳しています。他に「現金主義」があります。

  • 現金主義…振込や現金の入出金時のみ仕訳する
  • 発生主義…納品日(収入確定日)、振込日ごとに仕訳

白色申告は発生主義です。現金主義は要件を満たす人のみ認められています。(青色申告10万円控除)

※参考:帳簿記帳の基本|起業した後|起業マニュアル|起業する|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

 

Webライターは基本的に

記事を執筆→納品→検収→報酬確定→(請求書の送付)→入金

このような流れで入金まで時間がかかります。

 

しかも、クラウドソーシングは「入金が2ヶ月後」なんてザラにあります。発生主義の方が仕訳しやすく、「この案件は入金済み」「これは未入金」と把握しやすいです。

白色申告は発生主義。手間はそれなりにかかりますが、結果的に分かりやすいと思います。

 

 

なんということでしょう…4,000文字近く書いてる…。次がその8ですが、いつまで続くのか先が見えません。その20まで続いたらどうしよう(今月まだ仕事してない)

 

仕訳ができれば、会計ソフトの作業は楽です。淡々とこなせば終わります。いつか終わります!

 

次回は報酬以外の仕訳をご紹介します。「電気代」とか「家賃」とかそのあたりのお話です。その10ぐらいで終わらせたいです。

 

お読みくださり、ありがとうございます!

(メモ:4,395文字)